不眠症でもインテリアコーディネーター!独学勉強法!

インテリアコーディネーターを取るための独学の勉強方法を記しています。筆者は不眠症で、一次試験を現役、二次試験は2回目で合格しました。合格するための習慣や実際使った道具、セミナーや教材などの紹介をします。なんとなく勉強にうまく集中できない人にもヒントになればと思います。

【インテリアコーディネーター・論文①】まずは文字数と段落、字を綺麗に書く

 

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論文は問題文を守るのが第一

「一番わかりやすい合格論文入門」
二次試験の論文対策でよく使われている本です。
私も購入しました。
論文の書き方(ルール)としても、1冊手元にあると安心だとは思います。
ここでは、いかに論文を「クリア」するかというところを書きたいと思います。
 

①指定の段落数、文字数を必ず守る

 
論文は中身よりまずパッと見たときに「指定された通り」に段落・文字数がクリアされているかが判断されます。
 
2019年度(再試)、2020年度の論文の問題は2018年までと出題の仕方が違います。 文字数の指定に加え、段落数の指定などがあり、今までと異なり
文字数稼ぎの「序文」→「本文」→「まとめ文」という手が使えません。
 
ここ2年の傾向からこの手法での練習はやめた方がいいでしょう。
 
(元々文字数稼ぎと採点者も思うため、論文の評価も高い書き方ではありません。)
 
問題文で段落数を指定することで、中身をきっちりとしたものを書かせたいという出題側の意図が感じられます。
そのため、「2段落」と言われれば、2段落で、「3段落」と言われれば3段落で書くことを必ず守ってください。(文字数も同様です)
段落数や文字数を指定されているのに、オーバーしたり少なかったりすると「条件違反」と見なされ、論文ではかなりの減点になる可能性があります。
 
逆にクリアしていれば、大幅な減点はかなり避けることができます!
※条件違反とは問題文の指定から外れたことを示す用語です。
 

②基本的に字を丁寧に書く

時間制限もあり焦るところですが落ち着いて「丁寧に」字は書きましょう。
何もペン字を習う必要はありません、「い」や「り」など似た形の平仮名などがちゃんと判読できるように書いたり、正確な用語や漢字などは確認しておきましょう。
 
字があまりにも汚いと採点者が論文を読むのがストレスになり、減点または評価されない可能性があります。
 
これは、元々「面接」だった試験が「論文」に置き換わったことに起因しているそうです。
昔のインテリアコーディネーター試験は面接がありました。ただし、受験者数の増加により、面接で対応できなくなったため「論文」に変わったというエピソードです。
どういう人物か、というのが字などで評価されるのは入試などでもありますね。
 

★キーワードを忘れてしまった!時の裏技

どうしても漢字や用語が思い出せない、などの場合は別の言い方をします。
 
「直階段」→「直線状の階段」
「L字金物」→「家具を固定するための金物」
 
などなど
 
「意味は思い出しているのに言葉が出てこない…」というときは、その意味を書いてしまいましょう。論文は1次試験ほど厳密な正誤問題ではありません、こちらの意図が伝わればいいのです。一つのキーワードを思い出すためにウンウン悩んでいるよりもこちらの方が時間も有効に使えます。(実際に2020年の論文試験で私はかなりこの技を使いました。)
 

まとめ:論文が苦手な人は文字を埋める練習をしてみるのをオススメします。

1次試験を通過していれば基本的に論文を書く知識は身についています
ただし、論文のセミナーや本番で意外なお題に手が止まり、論文が途中のまましばらく固まっている人などを見かけました。
あとは一次試験免除者の人も2020年から1次試験的な内容のものが論文に出ているため、様々な想定で自分で論文のお題を作ってみるのもいいでしょう。
2020年論文体験は別の記事で書きます。
持ってる知識と求められる文章を交互に引っ張り出す練習をしてみてください!
200字や100字など、短い文から初めてみてください。手を止めないのがポイントです。
 
論文は、セミナーや学校で40分から50分と目安でされますが、慣れれば30分前後で書けます。
得手、不得手もあるので一概に言い切れないのですが、その分、2次試験の時間に回したり、見直しに使った方が有効ではないでしょうか。
普段から早く書ければ、変化球なお題が来た時でも40分以内でクリアできるかと思います。